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大きな成長より小さな変化こそ大切

野球教室の練習

中学三年生の選手達が高校野球の世界へと旅立ち、在校生達も一つ学年が上がり、道場も本格的に新シーズンがスタートしました。
新中学二年・三年生は、いよいよ進路先も意識しながらの大切な時期に入ってきました。
一人一人が自分の野球人生をどう考え、今の自分に何が足りないのか、人より自信のある所はどこなのか、自分のアピールポイントはどこなのか…そんな事を真剣に考えてみれば、のんびりしている時間はありません。
自力で少しでも進歩したいという意識が大事です。

野球教室のバッティング練習
我々指導者は、どれだけ頑張っても、アドバイスや意識改革をしたり、協力する事しかできません。
やるのは選手自身です。他力本願ではなく、自力と他力が一つになってコツコツ努力を積んでいけば、必ず良くなってきます。
選手本人も親御さんも、めだった変化や成長を求めがちになりますが、大きな成長まで行き着くには、たくさんの小さな変化がないといけません。
これは、めだつものではなく、目に見えない部分もたくさんあります。

野球教室のトスバッティング
心の中身、考え方、意識、表情、発言など…あらゆる所で変わっていく選手は変化が出てきます。
そこを見落とさず、その小さな変化を選手みんなに求めながら、私自身があの手この手で選手の意識改革に挑戦しています。
家での自主性、失敗からの予習・復習、苦しい練習・苦手な練習から順番に取り組む姿勢など、大きな成長へ結びつけるには、そんな小さな変化・辛抱強い努力と我慢から一歩がスタートします。
打つ、投げる、守るだけが野球ではありません。ノック、バッティング、試合だけでは成長しません。

野球教室の勉強会
表面的な練習ではなく、心から・体から作っていく練習がベースになくては本当の成長には繋がらないと思います。
私は、1年後や2年後に大きな成長を感じられるように、選手達の前向きなで内容の濃い小さな変化を大切にしています。

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