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変わるべきは大人 (3)

野球界が考えていかなくてはいけない事、大人が変わるべき事をここまで綴ってきたが、今回最後に考えたいのが子供の野球にかかる親の負担について。子供の野球離れなどがニュースになる時代だが、その要素の一つに親の大変さがあると思う。お茶当番、父親の練習準備、遠征の帯同、土日の野球への拘束時間、進学面な

変わるべきは大人 (2)

前回から、子供達の野球について、大人が変えるべき事を少しずつ綴っている。今回は子供達が発した言葉のトラブルや失敗について考えたいと思う。前回のブログにも綴ったが、私はグランドの中で、子供達がコミュニケーションを取る事を良い事だと思っている。練習開始前や練習終了後は、グランドでおもいっきり

変わるべきは大人 (1)

私自身が野球界に身を置いて約30年になる。途中、社会に出た時は野球から離れた事もあったが、それでも長い間野球に携わっていると思う。本格的に指導者を始めて10年以上になる。時代とともに、野球界も子供達も変化してきている。決して時代の流れが速いとは思えないが、少しずつ変化している。た

子供達から教わった事

私は子供の頃から野球を楽しめなかった。学校が終わってから、公園で友達とゴムボールで遊ぶ野球は楽しかったが、チームに入って、本格的に野球の道へ進み始めてからは野球が楽しくなかった。怒られ叱られ、我慢して辛抱して、悔しくてではなく 逃げたくて泣いて、そんな毎日を過ごしていた。野球とはそういうもの

無駄を省き、間違った常識は見直す

時代とともに考え直さないといけない事は世の中にたくさんある。新型コロナにより、新しい考え方や生活習慣に変えていかなくてはいけない。野球界にも、昔からの常識や伝統はたくさんある。次世代に継承していきたい良い事もあるが、無駄や間違った常識も山ほどある。海外の野球や、日本でも高校以上の野球は、日

怒る叱るよりも、向き合う気持ちと優しさが大事

小学生〜高校生までの子供達への指導に対しては、今も色々な形がある。野球というのは「厳しい世界」というイメージはやはり強い。昔から、怒る・怒鳴る・叱る、時には手を出すという指導も普通だった。私自身も、それが当たり前だと思って子供の頃は野球をやっていた。世の中では、そんな世界で我慢してやってきた

こんな世の中だからこそ、しっかり育てる。

寒さや新型コロナ、今年は厳しい世の中でスタートしているが、道場は無事に良いスタートを切った。コロナ禍で子供達をどう育てていくか。昨年、新型コロナで本当に難しい一年だったが、今年はその教訓をどう活かすか。当たり前だと思っていた事が当たり前にできなくなり、限られた環境や時間の中で、子供達を

また来年、良い一年にしたい

今年も残りわずか。新型コロナの影響で、当たり前の日常、当たり前の道場ではない一年になった。まだまだ影響は来年も続きそうだが、今年学んだ事や経験、それを生かし、子供達とともに前向きに頑張っていこうと思う。優しさと人柄、技術と気持ち、全てを育てていくのは簡単ではないが、来年も、私の努力しだいな

野球界の歪んだ常識からは離れたい。

野球界も少しずつ前進している。高校野球もどんどん進化している。私が現役時代には、バッティンググローブも試合では禁止され、エルボーガード・自打球ガードなどは存在もしなかった。近年では、熱中症対策の一環で白いスパイクが認められたり、髪の毛も伸ばしても良い高校が増えてきた。進化を続けていく事は良

もう一度考え直し

愛知県独自の緊急事態宣言は解除されたが、まだまだコロナが収束へ向かっているとは思えない。雨が長引いた梅雨にも苦しめられたが、梅雨明け後の猛暑も大変。暑さに慣れろ!なんて昔は言われたが、人命を守る事を最優先に考えなくてはいけないほどの暑さだと思う。コロナや熱中症の危険、その中で、どうやって

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