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トレーニングの矛盾

前回ブログで話した矛盾の他に、もう一つ融合する事のない二つの正しい理論がある。それはトレーニングについて。私も指導者の修行をしていた時代からトレーニングについてはずっと考えてきた。色々な人からの教えを聞いて、自分なりに勉強もしてきた。私が現役時代はとにかくきついトレーニングばかりだ

矛盾と信念

私は選手の育成に矛盾を感じる時がある。道場に体験に来る選手や親御さんに話を聞くと、所属チームであまり指導を受けていない、毎週のように試合があるがなかなか出れない、自分の練習がほとんどできない、そんな話をほぼ必ず耳にする。二つの正しい考え方がある。一つは、勝つ事が1番、勝てる選手を使

不器用な選手は先が楽しみ

先日、早稲田実業が愛知県に招待試合で来た。私の母校とも戦った。スイングの速さ、飛距離、清宮君は桁違いの凄さだと思う。他の選手達もよくバットが振れている。とにかくよく打つ。日頃の練習の成果と、やっぱりセンスなんだと思う。清宮君のように、あそこまで飛び抜けた選手は別格として、これから高校

中身と意識

私は1日練習に効果があるとは思えない。土曜日、日曜日も朝から夕方まで練習をした事は長い道場の歴史の中で一度もない。練習量も大事、でも1日の練習量を長い時間かけてやるよりは、短時間でもいいから毎日コツコツ積み重ねていく練習量の方がもっともっと大事。小・中学生の集中力は長くは続かない。大

この気持ちを大切に

全体練習が終わっても居残りで走り続ける選手がいる。誰かと一緒にやるわけでもなく、黙々と一人で走り続ける選手がいる。ナイターの照明が消えても自分の目標本数に達するまでは暗くても走る選手がいる。彼は自分でもわかっている課題がたくさんある。そのためにどうしたら良いか? を考えてこのトレーニン

本当に今のままでいいのか…

先日、ある高校の関係者とお話しをする機会があった。中学時代は、強豪チームの中心選手で活躍を期待したが、高校野球がスタートしたらすぐに肩の故障、肘の故障、下半身の故障...が続き、なかなか力を発揮できない選手が多いという。ケガを少なくするための体づくり、体の使い方を学んでいない現状がある。

負けても勝っても

道場の試合は、成長へ繋げるヒントを探すためのもの。勝敗は二の次三の次。勝った時は嬉しいが、負けた時の方が成長のヒントはたくさんある。負けた翌日からの練習の方が、選手達の目つき・姿勢・気持ち、全てのギアが上がる。小・中学生のうちに、強い相手と試合をして、上には上がいる事を痛感して

自分の野球人生はダメダメでも…

私は野球には向いていなかった。とにかく不器用で、体が硬く、ケガも本当に多かった。闘争心むき出しのタイプでもなく、叱られると萎縮してしまう気持ちの弱さがあった。飛び抜けて目だったわけでもなく、センスに満ち溢れた選手とは真逆のタイプ。人に「少し頑張ったかなぁ...」と誇れる事は練習量だけ

彼らが選んだ道

野球をする環境はたくさんあります。学校の部活動、軟式や硬式のクラブチーム、うちのような道場など色々あります。普通に考えたら、試合に勝つ事や 何打数何安打、何割・何勝というところに楽しみや目標を置いて頑張る選手達が多いと思います。道場にいる選手達は、練習や試合も違う考え方で野球をやって

あと一年

4月に入り、新年度がスタートしました。学年も一つ上がり、新中学3年生達は、いよいよ最後の一年をスタートさせました。来年の高校入学まで、なるべくやり残す練習はないように、入学したらすぐに活躍できるように、この一年、自分自身と向き合って欲しいと思います。厳しい練習を乗り越えて着々と成長し、後

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