冬の練習目前の11月、選手達は、ノックやバッティング、試合などで自分達の課題と向き合っています。
ゴロの捕り方、スローイング、バットスイング、それぞれに基本はあります。
一つ一つのプレーを上達させるためには何が必要かを教え、そこに向けて選手達がどこまで努力できるかが、ここから来年春までの一つの課題です。
道場では、冬の大切さを永遠と選手達に伝えます。
自分を成長させるのは、シーズン中の練習や試合ではありません。冬です。冬に成長の大事なカギがあります。
苦しく厳しい練習ばかりですが、その苦しみを我慢する事が、来シーズンの自分を支えます。
冬に、自分で自分を成長させようと努力していく事が、自分を変えようとする勇気につながります。
考え方を変えたり、新たな課題に正面からぶつかっていく事は勇気がいります。
ゴロの捕り方、投げ方、打ち方、みんなそれぞれやってきた形があります。しかし、その形が先々を考えて良くないものであれば、最初は違和感があっても変えていく必要があります。
それに連動して、鍛えていかなくてはいけない部分も山ほどありますし、新しい自分に切り替える事も大事です。
野球を長く続けていく上では、努力と勇気はずっと必要ですが、小・中学生のうちから、そんな意識を身につけていくと、野球人生も開けてきます。
口で大まかにそれらしき事を言うのは簡単ですが、本当に身につけようとさせるなら、意識改革や日々の接し方から指導していかなくてはいけません。
また今年も、そんな季節が近づいてきました。道場の選手達には、みっちりと努力と勇気の大切さを伝え、来年生まれ変わった姿でプレーして欲しいと思います。