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私の相棒

私が今でもバリバリ使用している愛用のグラブ。
高校2年生で私のところにやって来ました。



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「今年で23年目」
現役時代、調子が良い時も調子が悪い時も、一緒に乗り越えてくれた相棒。
何度も何度も新しいグラブにしようと考えた時がありました。
でも、変えることができなかった。
新しいグラブを手にする喜びより、このグラブへの愛情が上回った。
私の事を1番よく知っているグラブ。
大学時代、内野手から外野手へコンバートした時がありました。
通常の外野手用グラブと比べればかなり小さい。
でも、外野手用グラブは買わず、やっぱりこのグラブを最後まで使った。
野球がうまくなりたい!と思いながら一生懸命練習をした。
ゴロやフライや送球を捕って捕って捕りまくった。

 

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このグラブでしか捕れないボールがある。
このグラブなら捕れる気がする。
野球の楽しさ・厳しさ・難しさ、全てを教えてくれた私の先生のような存在。
何回も何回もヒモを変え、磨いて磨いて…。
今は皮も破れて、ほとんど素手でボールを捕っているぐらいの感覚。
ビックリするぐらい手が痛い。
でも、このグラブと野球ができている事が幸せ。
今、私は指導をする立場になりました。
子供達のボールを受けるのもやっぱりこのグラブ。
私よりも、さらにこのグラブの方が子供達の成長をよく知っているかもしれない。
これからも新しいグラブにするつもりは全くありません。
このグラブとともに、子供達の成長を見つめていきたいと思う。
道具は大切にしなくてはいけない。
私と出会って23年。最高の相棒に感謝。
そして、これからもよろしくお願いします。

 

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