毎日毎日選手達と練習をしていると、やはりいつも感じる事がある。
それは基礎・基本の大切さ。
今、頑張っている選手達が最初に道場に来た頃、基礎・基本を知らない選手達がほとんど。
元々はチーム・部活・野球塾などでやっていた選手達ばかりだった。
形や結果ばかりにこだわる野球を小さい頃からやっているので、伸び悩みの壁にぶつかっている。
思うようなプレーが、だんだんできなくなってきたりケガが増えてきたり…
考え方や心の成長も遅れてくる。
そして、畳一畳分あればできる地味な基礎練習を大切にする意識がない。
そこの意識がとても大事。
どんな選手でも、基礎や基本を1から学び、コツコツ積み上げていけば、自然と体に染み込んで、少しずつ成長が実感できてくる。
最近はあまり練習で走らず、意識改革・人間教育にもあまり力をいれない指導者が増えている。
やり方・考え方は人それぞれだが、試合に勝つための野球が最優先になっているのかもしれない。
そこの考え方は、やはり私の信念と違い、道場の考え方ではない。
まずは育てる事、基礎→基本→応用という流れで指導をしたい。
いきなり応用から入る選手、応用を基礎だと思っている選手もたくさんいる。
もう冬の練習はスタートしているが、これから冬の間は基礎→基本を徹底してやっていこうと思う。
選手達もそのつもりだ。
全ては、来年、選手達が徐々に開花していくため。
どこまで私が基礎・基本を大切にし、徹底して信念を貫けるか。
全てはそこだと思う。