道場の中学3年生もいよいよ卒団が近づいてきた。
あと1ヶ月で高校へと旅立っていく。
卒団間近の中学3年生の中には小学2年生から道場で一緒にやっている選手もいる。
個性派が揃う中学3年生、ここまでの道のりは色々あったが、私に野球の楽しさや育成の難しさ、
仲間の素晴らしさや練習の大切さを改めて彼らから教わった。
出会えて良かった、一緒に野球ができて幸せだった、一生の付き合いでいたいと思った…
そう感じさせてくれる彼らに残された時間、私ができる事は、もう一度野球の基礎を確認し、
人・野球・人生の考え方を改めて伝え、高校で羽ばたけるように仕上げ磨きをしてあげる事だと思う。
荒削りで、勢いだけで物事を進めようとしたり、感情のコントロールができず衝突もあったり、野球も心もうまくいかない時期も昔はあった彼ら。
そんな彼らと何度も向き合ってきた。
私の伝えたい事を受け入れ、技術も成長し、人に優しく、道場の新たな歴史を作ってくれた。
最後まで、そんな彼らの力になりたい。
高校へ行っても、苦しくなったらいつでも飛んで行って助けてあげたいと思う。
旅立ちが近づいた今、期待や楽しみもあるが、私の本音は寂しさばかり。
もっと一緒に彼らと野球がしたい…。
まだ彼らと野球ができる残された時間、色々な感謝を込めて最後まで鍛えようと思う。
2月27日 12:40