中学生の部活動やクラブチームだと、引退・卒団と言われる時期は夏〜秋が多い。
私も中学3年生の時は、8月に引退したような記憶がある。
毎週土日の厳しい野球からすごく解放された気分になり、高校まで緩みすぎてしまう選手が多いとよく聞く。
うちは、名東野球道場時代から今の名古屋O&Kベースボールクラブになっても、引退時期は変わらず、高校に行かなくてはいけないその日まで…。
最後の最後まで練習や実戦を重ねていく。
高校まで良いコンディションをキープするために練習や試合は続ける。
中学の卒業式を終えているので、中学3年生という呼び方が正しいかは分からないが、まだ高校入学前なので、ここでは中学3年生と呼ぼうと思う。
まもなく高校へと旅立っていく中学3年生。
今年引退を迎える中学3年生は、本当に穏やかで優しさを感じる温かい世代だった。
野球進学をする選手、勉強で受験進学する選手、それぞれいるが、野球の能力を高く感じる選手が多かった。
高校へ行ってもそれぞれの現場で、またその穏やかで優しいキャラクターは生き続けるのだと思う。
小学生から一緒に野球をしてきた選手が多い。
中学生になってから出会った選手も親しみやすく、出会えて良かったと心から思う。
別れが近づくと寂しい気持ちになってくるが、本音を言えば、早く高校野球を体感して欲しい。
今までとは別世界になるが、また色々成功や失敗を繰り返し、一つ一つ学び大人の階段を登っていく。
少しずつ逞しくなっていく姿を見る事も私の楽しみの一つ。
中学3年生はまもなく引退。
高校へと旅立つ。
優しさと温かさは歴代No.1の穏やか世代。
私も穏やかな気持ちにさせてもらった。
彼らから学んだ事もたくさんある。
高校野球での活躍も楽しみだが、これからの人生がとても楽しみに感じる世代。
広い視野で色々な事を吸収し、柔軟性のあるスケールの大きな人間になって欲しいと思う。
私と野球をしてくれて本当に感謝している。
たくさんの温かい時間をありがとう。
引き続き、これからもサポートしていきたいと思う。