私は、自分が経験してきた野球と、経験できなかった事を勉強してきた事で色々感じる事がある。
その中で、本当に必要かどうかを考えてしまう習慣もたくさんある。
ウォーミングアップで声出して並んで走る事も必要ないと思っている。
ただ、まだまだ日本野球は当たり前の文化だからこそ、覚えておく必要はあると思うので経験はさせるが、本来意味があるとは思わない。
そして、根性論にしかすぎない長距離走やダラダラと長い練習時間、それも必要という人もいる世界だからこそ、反論したり自分の意見が正しいという考え方でいるつもりはないが、私は不要だと思う。
それぞれ選手の課題も違う、長所短所も違う、体の癖も違う、という事は必要な練習も本来は違うはず。
全体として取り組む練習が基本ベースにはなるが、個々の課題に取り組む時は細分化されるべきだと思う。
昔はやらない練習、昔なら考えない事、昔と今をリンクさせて子供たちを見てはいけないと思う自分がいる。
ついつい重ね合わせそうにはなるが、そこがこれからの指導者に必要な頭の切り替えなんだと思う。
今も昔も変わらず必要だと思うのは、挨拶や返事、立ち振る舞いや姿勢、グランド内での行動、そこにはある程度の礼儀やマナーや態度のルールはあった方が先々の事を考えて大事になると思う。
野球文化が変わる時、野球文化を変える時が来てると思う。
ただ、変えていくために必要なのは、間違いなく私の勉強・努力・実行だ。
失敗と成功から何かを学び、自分自身と向き合って、子供たちの育成へと繋げていきたいと思う。