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雨の考え方

ここのところ雨が続いている。

野球は、雨の場合中止になる事が多いが、場合によってはプレーをしなくてはいけない場面もある。

高校野球の特に夏の大会、スケジュールの問題で試合を遅らせる事がなかなかできなかったり、試合中に来る夕立ちやその後のグランドコンディション不良など、悪条件でもプレーを継続しなくてはいけない時がある。

雨になるとモチベーションが下がってしまったり、雨によるグランド状況の変化に対応できない選手が多いとよく聞く。

雨にも慣れておく必要はある。
濡れたユニフォームや、水や泥を含んだスパイクやグローブは、不快感があり、重さも全然違う。

グランド状況もゴロの転がり方やボールの滑り方、細かく言えば、選手の体の使い方や走り方・力のかけ方まで変わってくる。

それは雨の日に経験してみないと分からない。

寒さで体調不良のリスクが大きい冬や、学校がスタートし、授業後の練習では子供たちの体が疲れているので、やはり体調不良のリスクもある。

気温や時間も考え、夏休みの雨の日だけは状況を考えた上で、経験の一つとしてやってみる事も大切だと思う。

高校野球でも、上に勝ち上がってくるチームは、あえて雨の日にたくさんノックをしたり、紅白戦を入れたりしているチームもある。

ここ最近は、ゲリラ豪雨が増えた日本の気候。
激しい雨の中や雨の後に、試合を継続する事が当たり前になってきているからこそ、中止・休みと決めつけず、安全な状況を確認した上で、雨の日に練習する事もこれからは必要だと思っている。

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