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何をやっても意見は色々

最近は高校の指導者やスカウトの方とお話をする機会が多い。
それぞれの現場で様々な苦労はある。

私を含め、現場の指導者というのは、いつもあの手この手を使って、子供たちのモチベーションを上げようと考えたり、色々仕掛けをしたり、コミュニケーションの取り方を変えてみたり、日々考え続けている。

昔は指導者の言う事が絶対。そこに逆らう者はその場にはいられないぐらいの権力を持っていた。
時代が変わり、比較的指導者との距離は近づいた感じはあるが、また違う難しさが出てきている。

感情や欲、ワガママや要望のコントロールや表現方法の感覚のズレが出てくる人はいる。
それも大人に多い。
子供の方が純粋で、話も分かり合う事ができるが、なかなか大人は難しい部分はある。

現場を少しでも良くするために、子供たちがより競争を激しく、でも楽しさを持ち、野球を好きであり続けながら、時に苦しい練習メニューも乗り越えて行けるように毎日考えている。
ただ、どんな答えや試みをしても、人によって受け取り方や意見・考え方はそれぞれ違う。

たとえ手応えを感じる良い取り組みであっても、色々な意見は出る。

子供たち、親、全ての人の満足度100%にする事は不可能ではないかと思うほど難しい。
それでも、なるべくチャンスは平等に、評価は公正にしていく努力は続けていかなくてはいけない。

自分の抱える現場だけでなく、視野を広げて考えて見ても、何か成果を出したり、何かに挑戦をしたり、人がやろうとする事に対して必ず賞賛もあれば批判もある。
それでもそこに立ち向かい、ブレずに折れずに自分の信念を貫いていく事が大切だと思う。

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