野球だけではないかもしれないが、スポーツの場面において、監督やコーチと呼ばれる立場の人間はどうしても偉いという感覚になっている人が多い。
私から見れば偉そうにしている人が多いと感じる。
指導者と子どもたち、そこには偉いとかの話ではなく、指導者は子どもたちよりも先に生まれた人、子どもたちより早く生まれたから早く野球を経験した人、ただそれだけの事だと思う。
その経験の良かったところは子どもたちに伝え、良くなかった経験は反面教師にして、子どもたちのこれからの育成に活かす事が指導者の役目。
子どもたちを大切に育て、次のステージに送り届ける一番のサポーターでいる事が大事。
子どもたちが指導者の目を気にしすぎたり、指導者が子どもたちを支配したり、親が指導者の身の回りの事まで動き回ったり、何か神のように扱われ勘違いを起こしている指導者が山のようにいる。
それも進学面の鍵を指導者が握っているパターンが多く、そのために親子で我慢してやっている人も少なくない。
そもそも進学の考え方や指導者や親など大人のスタンスまで、何かがおかしいと日々感じる。
そう言った少し異常値にも感じる子どもの野球界。
良くない風潮や伝統を変える事は難しいが、大切な考え方を次世代の子どもたちに一生懸命伝え、その子どもたちが考え方を継承してくれていたら、その時・その時代は、今より野球界がキレイな世界になっているのかもしれない。