卒団した彼らには感謝の気持ちでいっぱいだが、全て言葉で伝えるのは難しい…。
苦しい時もたくさんあったと思う。
今年卒団したメンバーは、そんな苦しみも、明るさと気持ちの強さと負けん気の強さで乗り越えてきた。
一緒に野球をしていると、彼らの前向きな姿勢を見て、野球を楽しんでいる姿を見て、私も、指導者として成長したいと思えてくる。
彼らから学ぶ事はたくさんあった。
道場に来たきっかけはみんなそれぞれ違う。
でも、まだなかなか自分で人生を決めるには難しい年代だが、自分で決めて道場に飛び込み、野球と心の成長目指して頑張ってくれた。
私も、そんな彼らにやってあげられる事は全てやってあげたいと思い、自分なりに尽くしてきた。ただ、力不足もあった事は申し訳ないと思う。
だからこそ、卒団してからも、変わらず助ける。
野球のレベルも高いところにあると思うが、何より心優しい本当に良い奴らだ。
彼らはまだまだ無限の可能性があって、技術はもちろんだが、それ以外にも色々な才能を感じる。
もうすぐに高校野球の世界へと向かっていくが、道場の地獄のような練習を乗り越えてきた精神力と、みんなから愛されてきた人柄を信じて、
またコツコツ人生を積み重ねて欲しいと思う。
いつまでも、私はそばでサポートする。
卒団しても、かわいいかわいい道場生である事は変わらないから。