世の中には磨けば光る選手、ポジションの適正を考えたら生まれ変わる選手はたくさんいる。
ただ、そこまで考えられず、持ち味を発揮できぬまま野球人生を終える選手は多い。
特にポジションの固定や色々なポジションを試されない選手の学年が早まっている。
小・中学生の段階で固定されるケースが多く、それによって伸び悩む選手もかなりいる。
前向きに可能性を感じて固定される選手もいれば、とりあえずこのポジションで…というような、その選手の未来をあまり考えずに固定されるケースもある。
もう一つは、指導者が選手の特性を見抜けない、気づかないという事もある。
選手一人一人、最後までどうなるか分からない。
だからこそ、色々なポジションで可能性を生み出せるように、日頃の練習からそのチャンスの芽が出るように観察しながらメニューを組む必要があると思う。