4月に入りました。道場で長い間頑張ってきた中学3年生達は、みんないつもより気合いの入った坊主頭で高校野球の世界へと進んで行きました。
ともに汗を流し、ライバルと競争しながら成長していきました。
最初に道場に来た頃から見ると、体だけでなく、心も技術も改革できたと思います。
彼らは最初から上手にプレーできたわけでなく、今の野球人生が正しいのか…あまり野球が楽しくない…やってもやってもうまくいかない…そんな気持ちの中で道場の門を叩き、道場の野球の世界へ飛び込んできました。
道場に来れば、勝手にうまくなるわけではありません。
心の改革、意識の改革、謙虚な姿勢などを練習の中に盛り込み、そこから悩み・苦しんで、心と技術の成長へつなげていきました。
チームや部活、野球塾では体験できない事、技術の上達を目指すには、まずやらなくてはいけない練習がたくさんある事を学んでいきます。
自分は未熟である事、他人の力だけではうまくなれない事を自覚し、挫折から再生し、心を鍛えます。
その経験が、将来の自分を支えます。
たくましくなった中学3年生が高校へ旅立ち、またライバルや自分との戦いが道場でスタートしています。
選手の成長に大きな期待をし、彼らのために努力していきたいと思います。