全体練習が終わっても居残りで走り続ける選手がいる。
誰かと一緒にやるわけでもなく、黙々と一人で走り続ける選手がいる。
ナイターの照明が消えても自分の目標本数に達するまでは暗くても走る選手がいる。
彼は自分でもわかっている課題がたくさんある。
そのためにどうしたら良いか? を考えてこのトレーニングを続けている。
どこで成果が出てくるかはわからない。
1.2カ月継続してもすぐに結果は出てこない。
我慢する・辛抱する・走り続けて自分を信じる…それしかない。
人がやっていない時や人よりも少しだけ多く練習する事が本当の練習。
滝のように汗をかきながら一本一本必死に走っている。
20本…30本…。
必ず報われる時は来る。必ず成果は出てくる。
その時を夢見て、結果を求め過ぎずに、
今の気持ちを大切に頑張って欲しいと思う。
そして、選手の気持ちを大切にしなくてはいけないのは私。
私が選手を信じる事。選手を守ってあげる事。
苦しくても頑張ってみよう…という気持ちに私がさせる事。
全てはそこだと思う。
私を信じて、みんな頑張って欲しい。