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結果に結びつけていくための環境と育成

小学生・中学生の野球をやる環境というのは色々ある。
クラブチーム、部活、野球塾、うちのような道場。
考え方もそれぞれ、やり方もそれぞれ。
良い悪いはない。どの環境を選択するかも選手の自由だ。

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野球というのは長い歴史のあるスポーツ。
その中で、良い事もたくさんあるが、良くない風潮や考え方もたくさんある。
進学問題や金銭問題、人間形成や育成問題。
当たり前のようで、実は当たり前ではなく、考えていかなくてはいけない悪い常識にも目を向けるべきだと思う

高校までは結果より育成。その考え方は私は絶対に変えない。

高校から結果に結びつけていくための育成が必要。そして環境も大事。

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小学生・中学生を私は育成年代だと思っている。
育成年代において、その時点の結果以上に重要なのは、子供達の将来のために、育成方法を徹底し、期待し、手を尽くすことだと思う。
そして、指導者が人間形成を全力でサポートするということ。
高校からの大舞台で戦う選手を育成するためには、野球への考え方、そしてそれ以前に、人間として成長することが必要。
そのためにも、指導者が子供達を尊重して、技術の前に心や考え方を教えていく事。

勝つための野球より、育てる野球を優先する。その心が大事だと思う。

だからこそ、今、指導に恵まれていない選手や、様々な理由で野球に対して向き合えない選手、今よりもっとレベルをあげたいと思う選手のために、きちんと指導・育成ができるような環境づくりや社会の理解を得られるように、日々グランド以外でも選手のためになる事であればやっていきたい
道場で頑張っている選手達はもちろんだが、野球が好きだけど、一歩前に踏み出せない子供達や強豪チームに入って壁にぶつかった選手達にも、育成できる機会を作り、野球を通して子供達への人間形成を手助けしたいと思う。

教育はグランドの中だけではない。野球を通して人間教育ができれば、もっと子供達の未来を広げれるかもしれない。
子供に対し、野球だけの将来ばかりに目を向けず、才能の生かし方も指導者しだいなんだと思う。

野球少年達の将来のために必要な環境づくりや、野球への理解を深めてもらいたいという想いと、そこから始まる人間形成や人間教育を大事にしたいという話を河村たかし名古屋市長にも伝える事ができた。

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地道ではあるが、野球界や子供達の将来の役に立てるようにこれからも私なりに頑張りたいと思う。

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