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感情のコントロール

野球をはじめスポーツの現場では、熱い戦いや熱い競争に人は魅力を感じ、感動やドラマが自然と生まれる。
グランドでは、時に感情を剥き出しにして、強い気持ちを全面に出して、自分という存在をアピールする事は大切な事だと思う。

グランドの中で熱くなり、プレーの中で感情を表現する事や負けん気を出して自分をアピールする事は良い事。
負けたくない意識で、自分自身を鼓舞するために感情を高めて自主練習をしたりする事も良い事であり、技術も内面も成長すると思う。

しかし、この感情のコントロールをうまく使える人もいるが、そうでない人はとても多い。

満たされないとすぐに腹を立てたり、妬んだり僻んだりすると、その感情のコントロールができなくなり、言動や行動に異常が出る。
自分で自分の首を絞めたり、自分の価値を自分で下げたり、自分以外の人に迷惑がかかっている事にも気付けない。

一歩踏みとどまったり、怒りの言葉を発する前に、心に少しだけ考える時間があれば、感情のコントロールができるチャンスもあり、嫌な事を言わなくても済むかもしれない。

野球の現場も、そのコントロールができない人は多い。
選手より大人・親が圧倒的だと思う。
最終的に子供の野球に降りかかってくる。

今の時代、自分をコントロールできない大人の問題はよくニュースにもなっている。
○○ハラスメントや犯罪に発展しているケースも多いが、野球の現場も紙一重のところはある。

これからは、そんな事とも向き合わなくてはいけない時代だと思うので、しっかりコンプライアンスやハラスメントも勉強していく必要がある。

寂しい事ではあるが、組織や子供たちを守るためには大切だと思っている。

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