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高校野球に思う事

各県で、高校野球 夏の大会の予選がスタートしている。
負けたら終わりの一発勝負、この夏本番に向けて、各学校は日々試合と練習を重ねてくる。

バットが変わり、気候が変わり、野球も変わってきた。
打力を活かすか、守備力を活かすか、走力を活かすか、監督を中心として、チームでどんな野球をしてくるか、そこに私は楽しさを感じる。

低反発バットになり、明らかに長打が減り、守備力や走力がポイントになる時代が来てる事は間違いない。

高校野球を見ていると、やはり守備力の高いチームが勝ち上がる傾向がある。
という事は、高校までのジュニア世代を預かる私が、先を見据えて育成していけば、高校でも通用してくる選手が育ってくる。

あとは、間違えてはいけない高校の選択と、選手本人と親の覚悟だと思う。

もう一つ、高校野球で残念に感じる事がある。
それは、高校球児や指導者に対しての批判や誹謗中傷が目立つという事。
私のまわりにも言う人はいるが、ネットニュースのコメント欄にも必ず批判はある。

勝っても内容や点差で厳しい事を言う人はいるが、負けると寄ってたかってチームや指導者を叩く。
一つ勝つ事がどれだけ大変か分からないまま、物事を分かったかのように上からものを言う人が世の中には多い。
もし自分が言われたら嫌な気分になる事を考えられず、逆の立場に立って物事を考えられない人間を育てないように、世の中の批判や誹謗中傷からも、子供たちの内面的な育成材料として勉強している。

試合内容なんかは指導者と選手が振り返れば良い事。
相手より1点でも多ければ良い。
負けたら終わってしまう一発勝負、内容なんか二の次で良い。
もし負けてしまったら、本当によく頑張った、高校野球2年4ヶ月お疲れ様でした…以外の感情はいらない。

私たちは応援する事以外いらない。

子供たちが一生懸命やっている高校野球、批判や誹謗中傷が減る事を願いたい。

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