部活でもなく クラブチームでもなく スクール・教室でもなく、何にも属さない独立したうちのようなチームでやるというのは、ある意味覚悟がないとできない。
新しいものを拒み、出る杭は打たれる野球界で、偏見や圧力と向き合いながら歩んでいかなくてはいけない。
ただ、他にはない、他にはできない事もたくさんあり、そこを大事にしてきたから、15年以上の時間を積み重ねてこれたのではないかと思う。
高校からは本当に結果重視の世界。
高校で技術的な指導をたくさん受けれるわけではない。
シーズン中はとにかく試合試合の日々。
という事は、個人的な結果を出していかなくては、なかなかベンチ入りも高校によっては難しくなる。
その激しい競争に食い込み、最終的にベンチ入りメンバーを掴み取っていけるように、小・中学生の今、やらなくてはいけない事は、体づくりや体の保護、技術の進歩や試合で出る課題を克服していくための練習だと思う。
基礎基本の徹底も、人より向き合う時間はある。
人が練習していない時に、人より練習できる時間もうちにはある。
目指す目標が高ければ高いほど、人の何倍も何十倍も練習して、目的意識も高く維持し続けたい。
必ず上には上がいる。
自分より上と感じる人、行った高校には自分より上がたくさんいるかもしれない…そう感じるのであれば、どうやったら追いつき追い越せるかを考え、その姿勢や志しを形にしていくかが大切。
それが形にしやすく、実現可能な環境がうちにはある。
時間は待ってくれない。
1日は24時間。この時間だけは平等にある。
睡眠、3食の時間、学校…1日のルーティンの中で、野球と向き合える時間は少ない。
だからこそ、野球の時間に集中して、やるべき事に向き合って欲しいと思う。