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私の中の気合いと根性

日本ではまだまだ人気スポーツの野球だが、なかなか野球界で生き残っていくのは大変な世界。

どんな選手が生き残っていきますか?と質問を受ける事がよくあるが、私は「気合いと根性が入った選手だと思う」と答える。

気合いと根性と聞くと、ほとんどの人は、昭和時代のスパルタ野球や支配野球の中で耐えてきた人をイメージすると思うが、私の言う気合いと根性は意味が違う。

私の思う気合いと根性が入った選手というのは…

言われなくても自ら自分自身と向き合いスキルアップに励む選手

時に弱点克服のために苦手な事から逃げずに練習をする選手

人に流されず自分自身に対し厳しくできる選手

自分にも ライバルにも 試合にも負けたくないからこそ、そのためにどうしたらいいか…というところまでを考えて行動できる選手

など…難しい事、厳しい事、苦しい事に自ら一歩踏み出せる選手が気合いと根性がある選手だと感じる。

小学生など小さい頃は仕方ないが、成長とともに、練習や試合などの向き合う姿勢や取り組み姿勢を自分で考えてやれるようになって欲しい。

考えてやれる空間やヒントは私がたくさん作りたいと思う。

言われた事や言われるようにやっている方が楽ちんだが、それでは考える力や自力が養われない。

野球での上の世界や社会では、考え行動し、結果・成果を出してくる人材が求められる。
結果・成果を出すために自らどうしたらいいかを考え、チャレンジできる人は気合いと根性があると私は思う。

「自ら」「考える」など、昭和時代にはあまり重要視されなかったワードだからこそ難しいが、そこに向き合い行動できる人材は、野球の上の世界でも社会でも、これから必要とされる人材だと思う。

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