野球界はやっぱり変われない世界。
表向きは人間教育や夢や希望、子どもたちの育成など時代に合わせたような言葉もよく耳にする。
でも、本当にその大切さを最優先にした指導方法や考え方を形にすると、批判や誹謗中傷の嵐になる。
特に、高校野球を色々な角度から見つめると、矛盾が多く、理不尽な事だらけになっている。
新しい考え方や新しい取り組みをすれば、ネット上でも叩かれ、アンチコメントも山のように来る。
さらに勝負の世界なので、負ける事もあるが、負けたら全てはやり方や考え方のせいになり、指導者が心を痛めるほど残酷なコメントが突き刺さる。
結局、時代は変わっても、野球界の体質や昔の考えから脱皮する事のできない人が大半だと言う事。
厳しさが必要な場面もある。
今の時代独特の指導の難しさも現場にはある。
重要になるのは、信頼関係や愛情の問題なんだと思う。
野球界は社会の縮図だと思うが、その社会よりも矛盾と理不尽な事が多い野球界。
少しでも明るい方向に向くように、もっともっと人や野球界について勉強していこうと思う。