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心の緩みや乱れはどこかで出てくる

野球はプレーに注目が集まる。

遠くへ飛ばす、ヒットを量産する、速いボールを投げる、コントロールが良い、鉄壁の守備、足が速い、肩が強い…こうしたプレーや技術的のところに注目が集まりやすいが、私は子どもたちを観察する中で、まず姿勢や集中力、どのくらい練習を大切にしているかという点を最初に注目して見ている。

結果や技術の向上と内面的な部分を切り離して考える人は多いが、間違いなく連動している。

投げ方や打ち方、確かに大事だが、そこだけに集中してやれば良くなるものではないと思う。

まず体のバランスや柔軟性、可動域などボールを触らないトレーニング・練習をどこまで大切にやれるか。
もう一つ踏み込むなら、そのボールを触らない練習などをどれだけ真面目に自分のためだと思って取り組めるかが重要。

それは集中力や姿勢の問題であり、心の緩みや乱れが大きく関わる。
人に言われてからちゃんとやるというレベルでは、なかなか生き残っていけないというのが現実だと思う。

グランドの中での気持ちのメリハリも自分自身の問題。
ヒントを出したりサポートをしたり、きっかけ作りや考える機会はたくさん計画するが、最終的に緩んだ心に気づくのも自分、そこを引き締めるのも自分。
それができる人は色々なところに結果・成果が出てくると思う。

どれだけ技術があっても伸び悩んだり、なかなか上手く噛み合わない時は、技術だけの問題ではないケースが多い。

子どもたち自身がどこまで集中しているか、野球を考えてやっているか、言われた事をこなしたり流したりしているだけではないのか…
やはり自分自身と向き合うという事が先ずスタートになると感じる。

そして、親のスタンス・考え方や向き合い方・子どもの前での言動や行動、そのあたりも必ず子どものプレーや態度、表情などに出てくる。
子どもたちの心や親のスタンス、そこに乱れが起こるとどこかで跳ね返ってくると思う。

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