夏の大会が近づいてきた。
コロナ禍の中、色々な対策や制限はあると思うが、無事に開催される事を願っている。
高校野球は、夏の大会という一大行事があるが、長い野球人生から考えれば、まだまだ通過点のうちに過ぎない。
たった2年と4カ月しかない高校野球生活。
それで全てが決まるわけではない。大学野球、社会人野球、プロ野球、道は厳しくなっていくが、まだまだ高校野球が終わっても、野球は終わりではない。
長い目で野球人生を見つめ、どこで結果を出していきたいかのビジョンを考える事も大事。
高校野球、人それぞれ考え方はある。
どこでやるかを大事にする人
誰とやるかを大事にする人
どんな野球をやるかを大事にする人
他にも選択肢の基準はあると思うが、絶対的に大事なのは、高校野球2年4カ月の「経験」だと私は思う。
勝つか負けるか、勝負事は、実力や流れやくじ運、色々な要素が重なるので結果は色々。
その中で、悔しい思いをしたり、実力不足を感じたり、自分達よりレベルが上の相手から学んだり、その先のステージでアピールする自分の長所を見つけたり、そんな経験を高校野球ではして欲しいと思う。
「早熟よりも遅咲き」昔からよく野球界では言われているが、私もそこはそう思う。
あくまでも高校野球は通過点、長い目で見て、野球人生の設計は考える事も大切だと思う。