コーチと選手の信頼関係が織り成す極上空間

小学6年生の初夏頃、当時所属していた学童軟式野球チーム内では中学進学後の話題が徐々に高まる中、幸いにもご縁がありO&Kベースボールクラブで体験の機会を得ました。

竹内コーチとの出会いはとても鮮烈で、その日のうちに身体の特性やクセを理解していただき、練習を重ねるにつれ、次第に変化していく姿は今も忘れることのない初めの出来事であると共に、小学1年から始めた野球のそれまでが何だったのか?と、良い意味でショッキングでもありました。そしてまたそれは、中学3年が終わる段階までの育成方針を、その時点で既に考えているであろう事が如実に分かる一端でもありました。

お世話になり2年近くが経つ今、強く感じることは、息子や私が竹内コーチと出会った時に募った感情を、所属する小学低学年から中学3年までの多くの選手やその親御さんも同じように持ち続け、日々の練習を通して野球の技術はもちろんの事、それよりも大切な人間性や人柄を高めていける健やかな風土がこの空間にはあります。さらには、やがて野球から離れたときに直面するであろう社会の縮図にも似たものをここでは感じ取ることが出来ます。

今こちらにアクセスをして目を通されている親御さんの中には、近く来るであろう硬式野球への選択に頭を悩まされている方が多いかと思います。小中学生は育成の年代。残された時間が平等な中で親子で真剣に検討し、何が大切かを見定める事はとても重要です。ひたすらに自己のレベルアップを追求して、次のステージで求められる選手になることをモチベーションに励む選手達の輪に加わる事で実感できる、ひと味もふた味も違う野球の世界がここにはあると思います。

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