うちの塾に通う中学三年生が、ケガもなく、無事に高校へとまもなく旅立ちます。
しかも、強豪校へ進学しますので、本当にこの先の活躍が楽しみです。
彼らとは色々な思い出があります。初めてうちに来た頃は、お世辞にもうまいとは言えず、体力、技術、心、全てに甘さがありました。ただ、彼らは真面目に一生懸命言われた事を守りました。真夏の炎天下から凍えるような真冬の寒い日も、ひたすら必要なトレーニングをコツコツ積み重ねていきました。
練習は嘘をつかない、継続は力なりをモットーに我慢と努力で本当によく頑張りました。
苦しくて逃げたくなったり、思い通りにいかず腹が立ったり、色々な感情を乗り越えてきたと思います。
ただ、お互い根気比べで頑張れたのも、選手達が私を信用してくれているという絆と、何があっても守ってやりたいという私からの愛情がそこにはあったからです。
これからも、高校の練習が休みの日は、うちの練習にも参加すると思いますが、旅立ちが近くなると、期待半分と、やはり淋しさが半分ですね。
ただ、彼らの1番の理解者であり、1番そばにいるコーチである事は変わりないので、いつまでも支えて、いつまでも包んでやりたいと思います。
中学時代、スター選手でもなく、中学の名門チーム出身でもない彼らですが、そんな事は全くもってどうでもいい事です。大切な事は、高校からその上までで活躍できるかどうかです。それだけの体力と基本ができているかどうかです。
プロや高校、大学で活躍したうちの先輩達に頑張って続いて欲しいですね。
勝負はこれからです。うちの小学生もみんなで支えます。スランプになったら、いつでも帰っておいで!
本当に今までお疲れ様。