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新しい時代は非常識から生まれる

この組織を作った15年以上前、私の考え方・やり方を話した人たちのほとんどが笑っていた。
それは、野球界の常識からは外れた考え方だったからだと思う。

前例にないからこそ、挑戦する価値はあると私は思っていたが、
おもしろ半分や少しバカにした感じで笑う人がほとんどだった。
全く理解できない事だったので、笑うしかなかったのかもしれない。

私も理解して欲しくて 応援して欲しくて、一生懸命説明に歩いた日々だったが、それで良き理解者が増えていく事はなかった。

笑われて分かる事、孤独になって知る事もたくさんあった。
口で説明しているうちは まず理解はされない。
結果で証明していく事に一番の説得力がある…そこに気づいた。

人に話したり相談する事も大事だが、理解できない人に話すと、できない理由やできなかった時のリスクの事しか言わない。
そんな人たちに話したところで、自分の考え方はプラスには育っていかない。

その時笑った人たちは、野球界の歪んだ常識に浸かっている人たちで、その人たちに時代を変えたり、常識を覆したり、新しい風を吹かす事はできない。
新しい事に挑戦するのは、笑われる側の人しかできないのかもしれない。

うちのような連盟に加盟していない独立したチームで頑張っていくというのはそれなりの覚悟がいる。
偏見の目で見られ、理解されず 見下されたり 笑われる事も時にはある。

ほとんどの人は、安心や安定を求め、ルールや常識であっても明らかにおかしいと思う事も我慢し、それが正しいと信じている。

でも、野球界には変わらないおかしな常識や、権力・派閥・進学問題など、あってはならない裏の部分もたくさんある。

その中で、次世代の子どもたちを育てるべきではないと思い、私は自分でそうならない世界を作った。

偏見の目や笑われる事に屈せず、同じ土俵には上がらず、結果や成長で証明していけばいい。

私のような考え方・やり方は、今までの野球界から見れば非常識なんだと思うが、新しい存在価値や新しい時代は非常識から生まれてくる気がする。

考え方が理解されたなかったり笑われた経験は、私の中に良い学びとしてこれからも生き続けていく。

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