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高校は通過点 長い目で

夏の大会が近づいてきた。コロナ禍の中、色々な対策や制限はあると思うが、無事に開催される事を願っている。高校野球は、夏の大会という一大行事があるが、長い野球人生から考えれば、まだまだ通過点のうちに過ぎない。たった2年と4カ月しかない高校野球生活。それで全てが決まるわけではない。大学野

当たり前と思われてきた事も日々考え直す

梅雨に入り、真夏も近づいてきた。コロナ禍の中、考えなくてはいけない事もたくさんある。できるだけ感染リスクを下げ、熱中症に気をつけて、一人一人選手の成長プランも大切にして、環境やメニューも工夫して...全て同時進行でやっていくので、頭を休めてる暇はない。新型コロナの影響が出るまでは、野球がで

ケガから学んだ事

私は、現役の頃から、体が万全な状態の時はなかった。数え出したらキリがないほど、ケガだらけだった。足の肉離れや股関節の故障のような小さなケガもあれば、肩、肘、腰、膝、足首、指などの骨折から靭帯損傷、靭帯断裂まで大ケガもたくさんした。顔面骨折や歯が欠けたり、打球を受けてケガをしてしまった事もある。

新型コロナに梅雨…

新型コロナの影響はまだまだ収まりそうにない。梅雨入りも発表され、ますます状況は厳しくなってきた。感染対策を高め、感染リスクを下げ、当たり前にはできない環境と新しく考えたやり方やメニューの中で、育成について毎日考えている。悩んで寝れない日もあるが、こんな世の中だからこそ、指導者である私がしっか

私は野球界で どんな人間でいたいのか

野球界に身を置いていると、よく耳にする事がある。良い事ならいくらでも耳にしたいが、残念ながらそうでない事も多い。選手達の応援や、努力・成長を褒める事であれば喜んで私も話がしたい。しかし、よく耳にするのは、そんな前向きな話ばかりではない。大人が自分中心の考え方で、頑張っている子供

準備が大事 ・「1」が大事

野球の指導というと、捕り方・投げ方・打ち方など技術的な事を考える人が多い。調子が上がらない、選手が伸び悩む、その原因は、技術的な部分のどこかにあると考える事が普通かもしれない。でも、私はその前に原因があるケースが多いと思う。指導は、プレーに入るまでの準備と「1」にこだわっている。守

すぐに結果は出ない 積み重ねたその先にあるもの

野球は本当に難しいスポーツ。練習をしても、すぐに結果に繋がらない事の方が多い。どのスポーツもそうだと思うが、野球は特に結果に繋がるまで時間がかかる気がする。捕る、投げる、打つにも基本はあり、走塁に関して走る基本もある。一つ一つ理論や形を頭で覚える事はできるが、それを体が覚え、無意識で

人には持ち味がある

私が現役時代だった25年以上前は、今の時代ほど、選手の体について言わなかった気がする。確かに高校時代、対戦相手のバッターが大きくてガッチリしていると、怖いなあ...飛ばしそうだなあ...と感じてはいたが、そんな体格の良い選手が当たり前のような時代ではなかった。しかし、今は大きな選手がと

本当に大事なものは、野球のその先にある

道場で、毎日一緒に野球をしている子供達には、心から野球がうまくなって欲しい、そのためには果てしない努力をしたいと思っている。ただ、それと同時に子供達に伝えている事がある。野球は永遠に追えるものではない。野球進学、甲子園、大学野球、プロ野球...夢を持てるものは野球にはたくさんあるが、

野球ができてるだけでも…

なかなか新型コロナの影響が収まらない。去年のこの時期は、休校だったりグランドの閉鎖で、日常の生活や道場の活動は本当に苦しかった。その時は、来年の今頃は、また当たり前だった日常のように戻っていると信じていた。あれから一年、多少状況は違っていても、新型コロナの終息にはほど遠く、まだまだ私自

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