今日は暖かい一日でしたが、みんな汗をかきながら無事に練習を終えました。
さて、今日はある選手の話しです。
中学2年生の彼は、10月頃からうちに通い始めました。うちに来るまでは、前チームで満足に練習もできず、自己主張もなかなかできず、うまくなりたくて入ったチームのはずが、いつの日かうまくなれるのかな?という気持ちに変わるぐらい目標が薄れていた感じでした。
本来彼はピッチャー希望です。うちではピッチャーとして育てていますが、それはそれは可能性のある面白い選手です。
冬のキツイ走り込みや、投げ込み、トレーニングが我慢できるか心配でしたが、根性もありますし、努力もしました。
その成果は、早いうちから出てきています。この短期間で、よくここまで変われたな…という感じです。
人に優しく性格も良いですし、負けん気も強いですし、真面目で努力家、人間的には最高にいい奴です。
まだまだ、ピッチャーとしてスタートしたばかりですが、彼はこれからの野球人生の方が長いです。活躍はこれからでいいんです。
小学生、中学生でレギュラーでもなく、試合にも出れない、うちではそんな事ぜ~んぜん関係ありません。どこで開花するかわかりません。
やってみないとわかりませんよ。
うちの選手みんなに思いますが、ピッチャーとして芽が出始めた彼とも、出会えて本当に私はうれしいです。
これからも、愛情たっぷりの地獄のトレーニングに我慢してもらいます。でも、最後には笑いますから。
お楽しみはこれからです。