先日、うちの道場がテレビで特集された時、その番組をたまたま観てくださった小学三年生の子を持つお母様からご連絡をいただきました。
その後、何度か体験に来ていますが、私は、また素晴らしい選手と出会えたな…と思っています。
小学三年生ですから、技術、スタミナ、考え方もまだまだこれからですが、うちの道場生と同様に、可能性を感じる素晴らしい選手だと思います。
これから野球の難しさ、厳しさ、楽しさを知っていくのですが、前向きに一生懸命やろうとする姿、私達の指導を聞く姿勢、とにかくここが素晴らしいです。必ず良くなります。
ここから、野球人生の大事な時期に入ってきます。体験を経て、正式に道場生として一緒に練習する事ができたら、彼の成長のために、まず私が何ができるかを考えなくてはいけません。
技術の前に大事な事は、選手の意識改革です。そこからスタミナを付けて、技術に入ります。苦しい練習は当たり前という意識になるまで、そばで支えてあげたいと思います。
今、うちで頑張る道場生達も、最初から楽しいだけではなく、悩み、苦しむ時もありました。その経験が、自分自身を支える強い力になっています。今、体験で頑張る選手も、新しい力として、一緒に頑張って欲しいと思います。
お母様も、遠い所から一生懸命連れて来てくださいます。私は、そのお母様に対して、子供が心と技術の成長で恩返しできるように、支えていきます。親御さんの思いは、無駄にはしません。
また一つ、この出会いを大切に、うちの道場を信じて、体験に来てくださった事に感謝し、一生懸命育てていきたいと思います。