まだまだ寒いですが、冬も終わりが近づいてきました。
道場の中学3年生も卒業が近づき、寂しさと高校野球で活躍する期待と両方を日々私は感じています。
すでに気持ちは、今年勝負の中学2年生達の進路、中学1年生達の進路も頭では考えています。
色々な高校を見に行ったり、監督さんとお話しをしたりする中で時代の違いを感じます。
私が中学3年生の頃は、野球で進学を考えてみたいと思ったら、
甲子園常連の強豪校しかほぼ選択肢がなく、みんながそこを目指し、
入るまでが競争、入ってからも競争でした。
そんな中でチャンスをものにできるかどうか…厳しい勝負の世界だったと思います。
それから20年以上が経った今、高校野球も変化しています。
甲子園出場を目指してこれから強くしようと一生懸命になっている新しい学校、
昔は強豪校でしたが、最近はなかなか勝てず、
新しい監督にして新体制でまた1からスタートしている学校、
チームとしては無名でも、設備など練習環境を充実させて親も選手も安心して
高校生活を送れるように配慮している学校などなど他にも色々あります。
愛知県だけでなく、県外に目を向けるともっと魅力的な高校もたくさんあります。
今の時代は、強豪校だけが全てではなく、1から這い上がろうとしている学校や、
出来上がった選手を使うだけでなく、コツコツ育てようとしている熱い監督さんもたくさんいます。
高校からは、なるべく早く試合に出て、たくさんの経験を積むことが大事です。
高校の選択、それは選手にとって大事な人生のポイントになりますが、考え方は人それぞれ。
なるべくその選手の性格やプレースタイルに合った所へ行かせてあげたいといつも考えています。