勝った負けた、上手い上手くないよりも優先しなくてはいけないのが「人間教育」
人として…。
人の傷みが分かり、人に優しく、人の役に立てるような考え方に育成してあげたい。
選手同士グランドでは、仲間でありライバル。
正々堂々とプレー・結果・練習で勝負して欲しい。
選手の失敗や未熟さをバカにしたり笑うような人間にはなってほしくない。
野球で一生を終えることはできない。
将来野球が続けられない年齢になってからの人生の方が長い。
プロ野球選手でも、40歳過ぎて現役選手という人はわずかだ。
野球人生を終えてからの人生で一番大切なものはやはり「人」。
全てはそこだと私は思う。
目配り気配りができ、人への面倒見も良く、いつまでも謙虚な人間でいて欲しい。
そのベースを作るために小学生・中学生のうちから意識改革をやり続けている。
何よりも大切な事だと思う。
今の時代は、小さいうちから勝負!勝負!になってしまっている野球界だが、
それよりもずっとずっと大切な事を野球を通じて伝えていきたい。
これは道場独特の考え方かもしれない。
野球の技術から人間教育まで本当にしっかりやっているチームは今まで見た事がない。
でも、不可能ではない。
自分に信念を持って、選手の心と技術の成長にとことんまで尽くしていけば、
将来周りから必要とされる人間になる。
選手達の将来のために、私が考え努力しなくてはいけない。
指導者である私が重要だ。