道場を始めて10年以上が経過した。
道場の目的や育成についての信念は変わっていない。
しかし、指導方法や考え方は少しずつ変わってきている。変わるべきところに来たかな…と思っている。
今までやってきた事が正しいと思い込まず、私は疑う事から始める。
正しい事ももちろんある。変えてはいけない古き良き練習やトレーニングや考え方もある。
指導方法も残す必要があるやり方は大切にしたい。
ただ、本当にそれが良かったか、それ以上に成長できるメニューはないか、子供達のプラスになる事はないかを考えなくてはいけない。
そこを考えていこうと思うと、やはり、自分自身を疑う事から始めないと、自分の間違いにも気づけない気がする。
こうするべきだ、こうあるべきだ、色々心で思ってしまう事もある。
どう考えても正しいならば良いと思うが、野球においては、間違った常識もたくさんある分、頭に柔軟性が必要。
子供に変化や成長、意識改革を求める大人や指導者は多いが、実は、まず大人が変わらなければいけない場面の方が多い。
大人が変わらなければ子供は変わらない。
大人の理想を子供に押し付けているケースも多い。
私が指導をする時、まず必ずやる事は自分改革から…
信念や目標は変わらないが、育成法は変えていく必要がある。
基礎基本は徹底してやりたい、でも教えすぎの教え魔はダメ。
見守るとほかっとくも違う。
子供達の将来を考えるという事はどういう事なのか…
今年は改革とチャレンジの年にしたい。
また一年、徹底した自分改革からスタートしている。