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これから変わっていかなくてはいけない野球界

野球界は足並み揃えて色々と統一感を図ろうとする。
真面目で礼儀正しいのは良い事ではあるが、
ピリピリするほど規律を守らなくてはいけないのはおかしい。

統一感の象徴みたいなもので、縦横揃えて足も揃えて並んで走るのをよく見るが、私にはそれがどこまで重要な事かはどうしても分からない。

グランドの内外で、選手父兄に対して様々なルールがあったり、考えてみれば本当に必要かどうかも分からない習慣やしきたりは山ほどある。

みんなと同じ、足並み揃えて…が正しいと教えられてきた。

小さい頃から服装・髪型・持ち物・挨拶まで全て統一、誰にどんなメリットがあって作ったか分からないルールに強制的に縛られて野球をやってきた。

個性や自分というものを中々表現しにくい世界で、表現しようとする者は、変わった奴、乱す奴…と言われた。

でも、肝心な事を教えてくれる人はほとんどいなかった。
野球界で生きていくためには…
世の中で求められる人材とは…
考え方や人間性についてまで…

ただただ上の人間に仕え、ルールばかりを教え込まれ、意見も言えず、守らなくてはその組織にいられないという少し異常な世界に野球界はあると思う。

そこから変わっていくためには、次世代の良い人材に過去を伝え、自分たちが切り開く未来がどうあるべきかを共に考える事から始めなくてはいけない。

言う事を聞いてるだけでもダメ。
だからといってただ反発してるだけでもダメ。
野球界においてルールや習慣の中で、必要なもの・必要ないものを仕分けして、また悪い意味で精神的に追い込まれない野球社会を作っていくべきだと思う。

個性的であり、自分というものを持って、考える力や発言力がある…それらは野球界でも社会でも生き残っていくためには必要な要素である。

それを考えたら、私が子供の頃の野球の教えは全て真逆に近いものがあった。

本来ならもっともっと素晴らしい選手はたくさんいたと思うが、そのルールやしきたり、上の者に教え込まれてきた事で潰されてしまった選手は山の山ほどいる。

これからもっともっと世の中は変化していく。
野球も親子で生きやすい世界になっていけるように、少しずつ新たな挑戦をしていきたいと思う。

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