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昭和と令和

野球の現場だけではないが、世の中で昭和と令和が何かと比較される事が多い。子どもの野球の現場においても、間違いなく「時代」という言葉で指導者・父兄など大人が直面している問題だと思う。

野球界は明らかに昭和だと思う。
長い歴史を持つ野球界だからこそ、昭和時代の指導方法や考え方も大切にされている。その昭和時代の考え方がベースにある指導者、昭和時代の厳しさを望む親。そこはまだ絶対数として多い。

昭和時代の指導。すぐに思いつくのはスパルタ式の野球。
気合いと根性を鍛えるためには厳しく叱り、時には手も足も出る。
体力と精神力を鍛えるために、とにかく長く激しく苦しい練習こそが大事とされてきた。
野球とはそう言うものだ!と教える大人たち。
思考停止にしてとにかく耐える選手たち。

まさに昭和時代の野球だと思う。
私もその道を歩んできた。

しかし、令和の時代に入り、野球界の色々なところを見直すタイミングが来ているのではないかと感じる。
怒る事や叱るつける事よりも、寄り添って向き合って、コミュニケーションを大事にしながら子どもたちの良さを引き出す指導。
子どもたちが研究し、自発的に行動し、自主的に自分の野球を考えていく。
厳しくよりも楽しく、気合いと根性よりも考える力や臨機応変な対応力、実際に野球で求められる事がより具体的になってきた令和時代だと思う。

昭和時代を全否定はしない。ただ、昭和時代の野球が肯定される事も違うと思う。
スパルタは反対。人格形成には大事な年頃に、自分の感情を抑えて、大人が子どもの心を拘束する事は、リスクの方が高いと思う。
ただ、令和の時代でも、野球界には様々な問題も起きている。
何が正しいのか…今、考えるタイミングが来ていると感じる。

大人が令和の時代を読み、考え方を学び、自分の感情が最優先ではなく、子どもの今に寄り添っていくべきだと思う。
コミュニケーション能力や子どもたちのメンタル、令和の親のスタンス、様々な事を昭和の大人が学ぶと言うところから始めていかなくてはいけないと感じる。
令和の子どもたちの常識は、昭和の大人たちにはなかなか受け入れられない事も多い。でも、問題は子どもではなく大人。

我慢や辛抱、許す心や受け入れる心、それらを最優先に子どもたちと向き合う事が大切だと私は感じる。

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