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彼らの力を引き出す

新チームスタート。大切な子供達と大切な一年を歩んでいこうと思う。彼らには彼らにしか持ってない持ち味や特徴がある。そこを引き出し伸ばしていくのが私の仕事。今までとはまた違う、彼らにしか作れないチームを作っていくと決めている。育てるのも支えるのも引っ張るのも私。子供達の力

自分を疑い 子供達は信じる

私は、道場を立ち上げた時から曲げない信念と、ブレない考え方を持っている。ただ、指導方法や指導内容については日々自分を疑っている。自分の経験が全て正しいわけではない、今よりもっと良いメニューや練習方法はないか、自分が教科書になり満足してはいけない、その気持ちを持つためには、自分を疑う必要がある。

お別れが近づいてきた

長い時間一緒に過ごしてきた中学三年生たちともお別れが近づいてきた。立派に旅立つ事は喜ばしい事なのに寂しさしかない。もっともっと一緒に野球をしたり、考え方を共有したり、良い時間を過ごしていきたい。不器用な選手やストイックな選手、マイペースな選手や控えめな選手、色々な特徴がある個性的な学年

野球は間違った常識や矛盾が多い

野球は間違った常識や矛盾がたくさんあると思う。小さい頃から教えられてきた事が、正しいと思い込んでいる指導者も多い。しかし、本当にそれが正しいか、疑う余地はないか、そこはしっかり考えなくてはいけない。キャッチボールやゴロを常に両手で捕りなさい。常に正面に入りなさい!と教えられてきた。

自己中心的ではいけない

野球界の人口減少がネットニュースなどの記事になる時代だが、なぜそうなるか、そうならないためにどうしたらいいか...を野球界の人間がどこまで考えているかが大切のように思う。野球教室やレクリエーションとして野球体験は行われているが、実際にチームなどに入って続けていく事は少ないという。以前も綴ってき

基本を大切に

私も含め、野球をやってきた人は、「基本を大事にしろ!」と一度は言われた事があると思う。私も本当によく言われた。その時は、毎日やっている練習や毎日毎日言われている事が基本だと思い込んでいた。指導してくださった指導者のみなさんには感謝しかない。ただ、指導者となった私は、今思うと、小さい頃から

変わるべきは大人 (3)

野球界が考えていかなくてはいけない事、大人が変わるべき事をここまで綴ってきたが、今回最後に考えたいのが子供の野球にかかる親の負担について。子供の野球離れなどがニュースになる時代だが、その要素の一つに親の大変さがあると思う。お茶当番、父親の練習準備、遠征の帯同、土日の野球への拘束時間、進学面な

変わるべきは大人 (2)

前回から、子供達の野球について、大人が変えるべき事を少しずつ綴っている。今回は子供達が発した言葉のトラブルや失敗について考えたいと思う。前回のブログにも綴ったが、私はグランドの中で、子供達がコミュニケーションを取る事を良い事だと思っている。練習開始前や練習終了後は、グランドでおもいっきり

変わるべきは大人 (1)

私自身が野球界に身を置いて約30年になる。途中、社会に出た時は野球から離れた事もあったが、それでも長い間野球に携わっていると思う。本格的に指導者を始めて10年以上になる。時代とともに、野球界も子供達も変化してきている。決して時代の流れが速いとは思えないが、少しずつ変化している。た

子供達から教わった事

私は子供の頃から野球を楽しめなかった。学校が終わってから、公園で友達とゴムボールで遊ぶ野球は楽しかったが、チームに入って、本格的に野球の道へ進み始めてからは野球が楽しくなかった。怒られ叱られ、我慢して辛抱して、悔しくてではなく 逃げたくて泣いて、そんな毎日を過ごしていた。野球とはそういうもの

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