練習について
一年通してレベルアップのためのメニューを考えています。
会社を退職し、野球を通じて子供達と向き合う事を決めた僕は悩んでいる事があった。それは、クラブチームを作るのか、自分のやりたい形や信念を貫き新しい形を作るのか...という悩みだ。言葉に表す以上に深い悩みだった。野球という伝統あるスポーツであり、新しいものが弾かれる世界でもあるだけに、認知度の高
大学を卒業して入った大手企業も逃げるように辞め、もうその時の自分は野球をしていた頃の自信と輝きはなかった。就職難は続いていたため、転職は簡単にはいかず、職人見習いとして飲食店に勤めた。皿洗いから始め、掃除・仕込み・接客、毎日その流れの繰り返しだったが、心のどこかで「何でこんな事をやらなくちゃいけ
大学を卒業して、大手自動車ディーラーに就職した。就職難と言われた時代に、すんなりと就職できた事で、自分は変な勘違いを入社当時からしていた。自分はできる、野球の話をすればみんなが興味を示してくれる、会社もドラフト1位ぐらいのレベルで採用したはず、そんな歪んだ自信が僕の心を覆い尽くしていた。 で
中学から始めた野球だが、高校が終わるまで野球を好きになった事は一度もなかった。苦しみや悲しみ以外はなかったが、唯一良い事と言えば、運が良かった事だと思う。中学でも高校でも、大事な時に結果が出てくれた。大学に入るための野球の実技試験でも、たまたま調子が良かった。それは今でも実力だとは思わない。野
運良く享栄高校に入学した僕は、野球のレベルの高さに驚いた。上には上がいるとはよく言うが、まさにその光景がグランドにはあった。どの先輩も上手で、体も自分の何倍も大きくて、特待生だからと言って勝てる要素は一つもなかった。練習メニューも本当に苦しく厳しいもので、先輩後輩の上下関係も中学時代とは比較で
僕は、プロ野球選手の父と優しい母の元に生まれた。小さい頃から野球漬けかと思いきや、小学生の間はサッカー漬けの日々だった。子供会のソフトボールや公園で友達と遊ぶ野球ぐらいはやったが、本格的に打ち込んだ事は小学生の頃は一度もない。大して興味もなかった。ずっとずっとサッカーをやっていくつもり
今年も順調にスタートした道場。正月早々から、明るく元気に、そして熱く激しく良い練習ができている。年末年始は、教え子の大学生や高校生も参加し、小・中学生達には良い刺激になったと思う。大学生や高校生になっても、教え子達はやっぱりかわいい。彼らの今後の活躍を願い、何があってもサポートしたい
今年も年末を迎えた。道場は大晦日まで練習をするが、私の心の中では1年を振り返る事が多くなってきた。今年は、野球界の難しさ、人の難しさ、自分の未熟さ、それらを痛感する一年だったと思う。自分の追い求める形に近づくためには、まだまだ失敗や反省、自分自身が考え抜く力が必要なんだと思う。子
今年も残りわずかになってきた。とは言っても、何も変わらず道場は大晦日まで練習を続ける。まだまだ冬休みは成長の大事な時期。今年を振り返っている余裕はない。年末まで、私がもう一度考えなくてはいけない事。それは、子供達と向き合い育てる事。技術の進歩ばかりを目指さず、子供だから
道場を立ち上げて10年近くになる。ここまでたくさんの選手に出会い、たくさんの勉強をしてきた。今でも、育成の難しさを痛感し、まだまだ勉強する事はたくさんある。自分が歩んできた野球経験だけを頼りに子供達に指導する事は良いとは思わない。まず、自分の野球人生が正しかったかどうか考え直し、疑ってみ