練習について
一年通してレベルアップのためのメニューを考えています。
野球というのは楽しいもので、大きな夢もあり、素晴らしいスポーツだと思う。野球で人生を切り開くチャンスもあり、頑張って続けていると先々良い事も必ずある。そんな魅力的な野球だが、逆に「野球」がもたらす負の影響もたくさんある。家族の輪、夫婦間、親子間、子供の人格形成、大人や子供のメンタ
昔からよく言われてきた言葉。根性を鍛えろ!気合い入れろ!根性論や精神論というのは昔から言われてきた。苦しい時に乗り越えるのは、気合いと根性...そう植え付けられてきた記憶はある。今、指導者となって子供たちと向き合う中で、そうした昔ながらの根性論や精神論が必要か
選手たちは野球を楽しんで欲しい。楽しめるような向き合い方やメニュー、プランを考え、もっと良い形はないかと日々探し悩み続けている。ただ「楽しい」には色々ある。ちょっと前までできなかった事が少しずつできるようになる。考え方が少しずつ大人になり、私とのコミュニケーションの取り方も変化し
根性が必要だと昔から言われてきた。「根性野球」という言葉を耳にしたぐらい、野球では当たり前のように必要だとされていた。厳しい戦いの中、最後に必要なのは根性があるかないかと私も言われてきた。その言葉や精神を鍛えるような厳しさを求める大人は多い。でも、私は必要ないと思う。
ここ最近、色々な方と話しをする機会がある。高校の指導者の方も口にする人は多いが、野球界も、もっと大きく言えば世の中も、今変わる時を迎えている気がする。うちのように、吹けば飛んでしまいそうな小さな組織でも変わろうとしている。しかし、やり方やシステムを変える時は時間がかか
私は指導者を目指した頃から、信念や理想、目指す形は15年以上変わっていない。やるなら楽しくやらせてあげたい...その楽しさの理解を間違えないように、根気良く教え育てていきたい。指示を待つだけ、監督コーチの言葉にビクビクピリピリする必要はない。自分で考える余裕もないような精神状
野球はプレーが細かく難しいスポーツ。捕る、打つ、投げる、走る、全てに基礎基本がある。さらに頭を使わなくてはいけない。最終的には野球は心理的な部分が大事になるが、それは一つ一つ基礎基本の形がある程度できるようになってからでないと、心理戦に持ち込むのはなかなか難しい事かもしれない。
小中学生の野球界で良くないと思う事がある。それは子供も親も野球一色になりすぎる事。野球に打ち込む、子供の野球に全てを注ぐ、それは悪いという事ではないが、良くない考え方や無意識のうちにズレている感覚に気付けない人が多い。私が子供の頃もそうだったが、土日祝日、朝から晩まで1日試合や練習に
私は、自分が経験してきた野球と、経験できなかった事を勉強してきた事で色々感じる事がある。その中で、本当に必要かどうかを考えてしまう習慣もたくさんある。ウォーミングアップで声出して並んで走る事も必要ないと思っている。ただ、まだまだ日本野球は当たり前の文化だからこそ、覚えておく必要はある
4月に入り新チームがスタートした。同時に大改革も始まった。あくまでも目標設定は高く「全体の底上げ」技術だけでなく、意識のレベルも高め、楽しさの履き違えをしないで考えて動けるチームにしたい。そして、そんな意識の高い選手たちを育てたい。ネットニュースやテレビで