道場には、小学校低学年から中学三年生までいます。みんな日々練習で汗を流しています。
小学校低学年では、まだあまりめだちませんが、小学校の高学年からは、思春期に入り、大人への反発や感情の変化が見られます。今の時代は、スマホなどもありますから、色々な面で練習での集中力に欠けたり、技術的にうまくいかなかったり、厳しく指導したりすると、態度や表情に出てしまう選手もたまにいます。
かつて私自身も、そのあたりの年頃の時は、素直になれない時期もありました。
ですから、子供達の気持ちはよくわかります。
ただ、そこで指導者が、どう接して、どう声をかけて、どう導いてあげるかで、彼らの成長というのは大きく変わります。
優しい指導者・楽しい練習だけではダメ。野球が上手ければ良し！という考えもダメです。
野球を上手くなるためには、人間教育も必要です。将来大人なった時の事まで考えて指導をしなくてはいけないと思います。
心が成長して、初めて技術も成長します。
そのためには、厳しさも必要です。時に厳しく接する事も大事な成長のカギになります。
私も言うのは辛いですが、どんな顔をされても、どんな態度をとられても、私の信念は曲げずに、子供達と向き合っていきたいと思います。
