この組織を立ち上げて10年以上が経つが、その歩みの中でも様々な出来事があった。
野球界の考え方の変化や「人」にまつわる出来事、新型コロナのように世の中を変えてしまうような事など、色々考える事があったが、その中の一つに環境の変化や環境の確保も変わる時・考える時がある。
いつも使えたグランドが様々な事情で使えなくなる事もある。
そんなピンチの時は、いつも自分自身で一度立ち止まるようにしている。
いつも通りの当たり前に慣れてしまい、どうしてもいつも通りにいかなくなると、落ち込んだり怒ったり、ルールを無視して今までのやり方を続けようとする人は多い。
変化を求められた時に対応が遅れてしまうのは、自分自身が未熟な証拠だと思う。
また今考えなくてはいけない時が来ている。
自分のやりたい育成法、今までと少し違う考え方を落とし込むメニュー、違う環境や違うルールの中でのチャレンジ、新たな形がスタートしようとしている。
環境や考え方を変えなくてはいけない現実にぶつかった時、落ち込むどころかワクワクした自分がいた。
環境確保からメニュー変更まで、自分自身の力量が試される場面が来たと思う。
そこでまた自分の成長を感じる事ができる。
新たな形を考え、スタートさせる時はもう目前まで来ている。
環境の変化や新たなルールの中でやる事は、今までのリズムや習慣が崩れ、どうしてもネガティブに受け止めてしまう事が多いが、自分というものをしっかり持って、自分の向かう方向に子供たちと父兄のみなさんを引っ張っていく強い気持ちでまたチャレンジしたい。
そして、自分も変わる時が来たんだと思う。