夏が終わり、秋に入ってきた。
今年も残り2か月を切って、冬も間近になっている。
秋というのは気候も良く、熱中症の心配もなくなり、おもいきり野球ができる季節だと思うが、私はここでもう一つ踏み込んで考えたい。
春からずっと使ってきた肩や肘も、夏の疲れと共に疲れがくる。そんな秋にまた連投を重ねてしまい、肩や肘にトラブルが出るケースが多い。
投手だけでなく、全てのポジションで起こる問題。
まだまだ未成熟の小学生・中学生は肩や肘をたくさん使う事より、休める事を先に考えたい。
子供たちを守る事を最優先で考えなくてはいけない。
あくまでも、少しずつ結果を求められるのは高校から。そこから活躍しなくてはいけない肩や肘。
それを考えると、今、私がやらなくてはいけない事は、たくさん投げる事より、子供たちの体を大切にする事だと思う。
肩や肘、腰や膝など、野球でよく感じる痛みも、無理をさせず、痛みが引いてからもう一つ我慢をさせ、なるべく回復が少しでも早くなるように考える事が大事。
野球をやっている以上、ケガや故障を完璧に避ける事は難しい。だからこそ、ケガや故障をしないための練習やトレーニングは積極的にやっていきたい。
4月から生まれ変わって名古屋O&Kベースボールクラブになり、やり方や考え方を少しずつ変化させ、技術と意識レベルを上げるため、今までにない大変な夏を子供たちはよく頑張ってきた。
子供たちの成長を実感でき、レベルの高い秋のリーグ戦を戦っているが、私は子供たちを守る事、成長の冬にする事を最優先で、今は毎日考えている。
肩や肘を酷使する事ではなく、肩や肘を守り、ケガや故障から守る事を最優先にしたい。
だからこそ、秋はトレーニングを中心に、子供たちは毎日頑張っている。