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全ては練習から

私は昔から矛盾を感じる事がある。今でもよく言われるが「うまくなりたければ練習しろ」「練習あるのみ」「練習は嘘をつかない」そんな言葉をよく聞いてきた。確かにそうだと思う。でも、小・中学生の野球は練習がすごく少なく試合が多い。そこに矛盾を感じる。試合も大切だとは思うが、私

自分で自分の経験を疑う

私は、自分で歩んできた野球人生やその経験を、次世代の子供たちに伝えたくないと思う事の方が多い。振り返ると、間違っていると感じる事が多々ある。私のために指導やアドバイスをくださった恩師には感謝しかない。昔は厳しくて当たり前の時代だから仕方ない。私が間違っていると思うのは、野球界

何度も言うが…

プロ野球・東北楽天の選手が、暴力やパワハラで自由契約になり、ネットやテレビのニュースで毎日報じられている。彼も高校時代から有名な選手だった。プロ野球選手だからこそ、ここまでのニュースになってしまうが、中学や高校・大学でも、そんな話はよく聞く。今も昔も体質は変わっていないと感じる。

この冬は違う

まもなくシーズンが終了する。11月が終わると野球のシーズンが終了する感覚。野球界ではシーズンオフと言われるが、私にとっては昔から本格的な育成シーズンの開幕だと思っている。もう一度自分を見つめ直し、もう一度自分自身と向き合って、今の自分で本当に良いのか、今の自分に足りないも

一度立ち止まって

今年も残り1か月とちょっと...。振り返ればあっという間だが、色々あった一年だと思う。野球をやる環境も、大きく変化した年だった。新型コロナで閉鎖になってから、4年の月日を経てまた使用できるようになった球場や、出会いやご縁から繋がって新しくお借りできた球場、子供たちにと

また新たな形を考える

この組織を立ち上げて10年以上が経つが、その歩みの中でも様々な出来事があった。野球界の考え方の変化や「人」にまつわる出来事、新型コロナのように世の中を変えてしまうような事など、色々考える事があったが、その中の一つに環境の変化や環境の確保も変わる時・考える時がある。いつも使えたグランドが様

指導者としての考え方

野球の世界にいると、考え方がズレてきたり、野球界にいる間だけしか通用しないような事で悩んでしまったりする時がある。常に冷静に、常に自分自身と向き合って...そのスタンスでいるつもりだが、色々な話を耳にしたり、育成や進学に携わると、自分の信念や考え方がブレてしまいそうな時はある。「勝つ

ゴールを作らないように

プロ野球ドラフト会議があった。たくさんの選手が指名を受けて喜ぶ映像を見た。子供たちはここに憧れて、ここを目指して頑張る子が多いと思う。子供の頃から野球をやっていると、年代のカテゴリーごとに目指すべきステージが出てくる。小学5.6年生・中学生になると少しずつ高校野球というものを意識

反動との向き合い方

エンジョイベースボール、自主性、ここ最近は野球界によくそんな言葉が出て、何かと話題になる事が多くなった。悪い事ではない。それが本来の姿なのかもしれない。時代が時代がと言うが、私が子供だった30年以上前も、こうあるべきだったんだと思う。ただ、スパルタからエンジョイへ、管理から自主性へ、

大切な時間

子供たちの野球人生の中で、最も大切なのは親の存在だと思う。子供がやる野球をどのようなスタンスで、どのような考え方で、どのように関わっていくか、十人十色と言っていいほどピッタリ一致する事はない。高校野球・大学野球、さらにその上を目指して頑張って欲しいと願う人もいれば、野球中心の人生まで

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