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期待と寂しさ

今年も道場から高校へ旅立つ選手達がいる。みんな今からが本当の勝負。苦しさも悔しさも楽しさも、全て経験できる高校野球の3年間。みんなの成長を私は楽しみにしている。その中に、ある1人の選手がいる。彼は、3月31日、ギリギリまで道場で私と練習をしてくれた。まもなく静岡の

感謝

私自身、人に自慢できる野球人生は何一つなかった。「プロ野球選手の息子とは思えない...」と野球を始めた頃からよく言われていた。そんな事を言われるのは嫌だった。そして、そんな事を言われてまでも野球をやっていた自分の事もすごく嫌だった。練習しても練習してもうまくいかない。自分では精一杯やって

可能性を信じる

まもなく春休み。また春休み中は、毎日普段よりもさらに熱い練習が始まる。道場の選手達もみんな学年が一つ上がる。新しく中学三年生になる選手達は、道場で最後の春になる。その中の一人に、今コツコツ成長を重ねている選手がいる。元々有名な中学のクラブチームに所属していた。しかし、試合が多く、出場機会に

朝になってしまった…

仕事と練習を終えた後、その日の練習の反省、明日の練習計画を考えるのが私の月曜日~日曜日までの日課。さらにそこから選手1人1人の育成ノートをチェック・更新。夜中まで作業は続きます。道場の選手達の成長のために、私にできる事は何か...「こんなプレーができるようになって欲しい」「こういう選

私の相棒

私が今でもバリバリ使用している愛用のグラブ。高校2年生で私のところにやって来ました。 「今年で23年目」現役時代、調子が良い時も調子が悪い時も、一緒に乗り越えてくれた相棒。何度も何度も新しいグラブにしようと考えた時がありました。でも、変えることができなかった。

うれしい痛み

私の指はいつも写真のように腫れ上がっています。選手達とのキャッチボールやノックの送球をグローブの芯で受けて受けて受けまくるとこんな指になります。道場に最初に来た頃は、ゆる~いボールしか投げられなかった選手達が、私の手が腫れ上がるほど強く速いボールを投げれるようになる...。かなり痛

順調な仕上がり

まだまだ寒いは続いていますが、春はすぐ側まで来ています。野球シーズンもいよいよ開幕が迫り、冬のトレーニングも終わりを迎えようとしています。1月までの走り込みを終え、守備に打撃に基礎・基本を徹底しながら厳しくやっています。冬の厳しい厳しいトレーニングを乗り越えた選手達が、昨年とはひと味違うプレー

時代が違う

まだまだ寒いですが、冬も終わりが近づいてきました。道場の中学3年生も卒業が近づき、寂しさと高校野球で活躍する期待と両方を日々私は感じています。すでに気持ちは、今年勝負の中学2年生達の進路、中学1年生達の進路も頭では考えています。色々な高校を見に行ったり、監督さんとお話しをしたりする中で時代の違

努力は特効薬ではない

2月に入り、冬のトレーニングも内容がガラッと変わり、ボールを使う練習が増えてきました。ゴロの捕り方、足の運び方、ハンドリング・グラブさばき、スローイング、内野手も外野手も基礎・基本練習の繰り返しです。3月からスタートするシーズンで応用練習や試合も増えてきますから、そこで苦しみや悩みを減

進路について思う事

中学三年生は、いよいよ高校へと近づいてきました。ここからが本当の勝負の世界。長いようで実質2年半しかない高校野球生活を精一杯頑張って欲しいと思います。道場の中学三年生達も、着々と体を鍛えて、ここから仕上げに入ります。今日は、進路についての考え方の話。「道場に入ると、どこの高校に行けますか

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